スタンミジャパンさん神田明神カップ出場!練習漬けの日々、結果は・・・ 感想などまとめ
スタンミジャパンさんが神田明神カップ(2019/8/6)のオフライン大会に出場しました
アマチュアプレイヤーなら誰でも参加可能ということで
twitchの大人気LOL配信者スタンミジャパンさんが5人のメンバーを揃えて出場しています。
今回は大きく2つにわけて大会の様子とその感想をのせていきます
①いままでの振り返り(大会練習~オンライン予選)
1.チーム結成
集めたメンバーは以下の5人
top:カク(twitchのlol配信者:メインadcでダイア)
jg:しゃるる(twitchのlol配信者:メインjgでチャレンジャー)
mid:スタンミジャパン(twitchのlol配信者:メインadc/midでダイア)
adc:ジャスパー(twitchのlol配信者:メインadcでチャレンジャー)
sup:よしあき(メインsupでチャレンジャー)
元はカクさんがチームを組んで大会に出たいと、交流のある有名LOL配信者に積極的に働きかけ、今回のチーム「日本代表」が組まれました。
チームメンバーのほとんどが有名配信者であり、かつランクもかなり高い(元含めチャレンジャー3人)ため、優勝も期待できるチームです。
さらには同じく有名配信者かつ元チャレンジャー/元LJLプロ選手でもあるらいじんさんにコーチ兼アナリストとしてチーム「日本代表」にアドバイスとバンピックをしてもらうことになりました。
懸念材料としては、まず①大会までの練習期間が短いため、チームとして連携がとれるようになるか?という点、
そして②top/midのカクさんとスタンミさんがグラマス・チャレンジャークラスの強敵と当たった際にどれだけ渡り合えるか?という点になりそうです。
特にカクさんは本大会のために、メインadcであるところをほとんど経験のないtopに転向しているため、実力そのものやピックできるチャンピオンの数というところに不安があります。
2.スクリム練習
大会予選に向け、チーム「日本代表」のオーナーであるカクさんが、練習試合の相手を積極的に募集しました。
連日のようにスクリムを組み、同じく神田明神カップに出場するチームと対戦を繰り返すチーム「日本代表」。
しゃるるさん曰く、「寝て起きたらLOLのスクリムをして、まるでプロゲーマーがやってるようなことをやっている感覚」だったそうです。
オンライン予選までの段階では練習試合はそこそこ勝てていたように感じます。
試合内容としては、しゃるるJGの安定したマクロによる視界コントロール・チームをまとめるコール、ジャスパーADC・よしあきSUPコンビの安定したミクロによるボットレーンからの下支えがチームの強みとなっているようでした。
また、連日のスクリムにより「声を出して情報共有していく」ことを意識できるようになり、どんどんチームの連携がとれるようになっていきました。
特にスタンミmidとしゃるるjgの連携がしっかりできているように感じました。スタンミmidがレーン戦をこなしつつマップ全体へ意識を割くことができていたところが大きいと思います。
スタンミさん個人としては、大会で使用するチャンピオン(ニーコ・コーキ・アジール)に特化してソロやしゃるるさんとのデュオで練習をしていました。
3.オンライン予選
予選前日までスクリムを組み、磨きをかけたチーム「日本代表」
神田明神カップの本選に進むにはまずオンライン予選トーナメントをVO1で3連勝し、勝ち抜かなければなりません。
1戦目の対戦相手はチーム「なおき」ですが・・・相手チームが時間になってもきません
なんと1戦目は不戦勝でした
緊張して対戦相手を待っている中、不戦勝というあまりに拍子抜けな事態にジャスパーさんは「やりたかった1戦目!」と少し不満げな様子でした。スタンミさんも勝ったのはうれしそうなものの、「やりたかったな」と同調していました。
2戦目の対戦相手はチーム「beyond the yoshi」
VO1のため、たった1回の試合で敗退するか先に進むか決まるという凄まじい緊張感の中、試合が進みます。試合進行は悪くないものの、なかなか一方的な有利は作れません。いつもよりしゃるるさんの情報共有が細かく、的確な状況把握をしています。
スタンミさんのエンドコールから始まり、途中撤退コールが出るなど最後はギリギリでしたがネクサスを割り切ることができました。
ジャスパーさんのファインプレイにスタンミさんが改めて「ナイス!」と賞賛を送ると、ジャスパーさんは「次は頼む!」と返します。
やはり1戦目ということで緊張したらしく、しばらく勝利の余韻と緊張の解けた感覚が続いたようでした。
続く3戦目の対戦相手はチーム「スペシャルチーム2」
チームの連携が光る試合でした。しゃるるさんが中心となり全員がしっかりと声を出して情報共有をしながら隙のないマクロで試合運びができたように思います。
最後には大差がつき、バロン獲得後、無事ネクサスを割ることができました。
オフパコ記念 pic.twitter.com/6JYwLMsNcd
— スタンミじゃぱん (@sutanmiJPN) July 28, 2019
この試合に勝利したことでオンライン予選を勝ち抜き、8/6のオフライン予選に進出することが決定しました。
この大会は賞金が多いこともあり、ダイヤモンド~チャレンジャークラスの強豪がゴロゴロいるというハイレベルな大会でした。さらにはVO1で1回の試合で全てが決まるため運要素が入ってくることもあり、下馬評で勝ち進むと思われたチームが敗北することも何度かありました。そんな中でチーム「日本代表」が3連勝しオフライン予選に進出したことはすごいことだと感じました。
②オフライン予選出場・結果
8/6のオフライン予選はVO3。対戦相手はチーム「Team Jeanne d'Arc」(ジャンヌダルク)。ここに勝てれば本選進出決定です。
チーム日本代表
— Jasper (@Jasper7se) August 6, 2019
試合15時からです
頑張ります pic.twitter.com/V7T9MW7pPa
秋葉原に集結する5人。(写真:座っているのがしゃるるさん、左からスタンミさん、カクさん、よしあきさん、ジャスパーさん)
5人で衣装をそろえようとスタンミさんが全員分のジンベエを購入しましたが、なぜか大会は長ズボン指定らしく、下だけ長ズボンをはくハメになりました。
神社にも訪問し準備は万端、15時から大会開始です。
最後はやっぱ神頼み pic.twitter.com/zDxaO0eWog
— スタンミじゃぱん (@sutanmiJPN) August 6, 2019
【神田明神カップ】
— ソフマップeSports Studio AKIBA (@eSportsAKIBA) August 6, 2019
LoL部門準々決勝第四試合現在準備中です。
Team Jeanne d’Arc 19歳フリーター選手「優勝します🤔」
日本代表 破門の弟子@KaKU_00 「勝ちます」
スタンミジャパン@sutanmiJPN 「浅い!日本を背負って勝つんだよ!」
もう間もなく開始です💕#神田明神カップ #LoL #夏葉原 pic.twitter.com/YupVq4onen
大会はYOUTUBEで配信されています。個人配信はできませんので、ここで観戦することになります。以下大会のURLです。(3:40:00あたりから1戦目のBP開始です。)
対戦相手のジャンヌダルクはプロ志望の選手を集めており、様々な大会に積極的に出場しています。スクリムとしての練習量・メンバー個々の実力共にトップクラスのチームです。
ジャンヌダルクは大会前のインタビューで「日本代表には負ける気がしない」とも語っており、スタンミさんがそれに「絶対に勝ちたい」と反応していました。
まずは1戦目のバンピック
目立つのはジャスパーadcへの徹底的なバン
ジャスパーさんの得意チャンプであるザヤ・エズ・カイサの内、2体をバンされました。あえて得意チャンプのカイサではなくヴァルスをピックする日本代表。ヴァルスは大会前スクリムで一応練習はしていました。大会後、しゃるるさんはこのバンピックの狙いについて「カイサをピックさせてルシアンブラウムでレーンをボコすつもりだろう」と語っていました。
ファーストブラッドは敵チームのマルファイト。しゃるるさんが不意を突かれる形でした。しかしボットレーンの二人が敵のガンクを回避した上で1キル獲得、ガンクあわせで1キル獲得など、やはりジャスパーadcとよしあきsupのコンビは強いです。
しかしこの後、じわりじわりとオブジェクトの差をつけられていきます。
キルデスの差こそそこまでつかないもののキャッチして1キル獲得または相手を追い返してからのオブジェクトに繋げていく相手チームの動きに圧倒されてしまいます。
最後に集団戦を仕掛けはしますが、ネクサスを割られてしまいます。
試合の印象としては、日本代表側のミスも何度かありましたが、それでもキル差がついていないのに最後にオブジェクト数で大差がついたのはチームとしての実力の差なのかなと感じました。ミクロ面でいうとどこかのレーンでフィードしたわけでもなく、ゲームをひっくり返すミスプレイ/アウトプレイが出たわけでもないので、すごくじわりじわりと有利を作られた感じがしました。
2戦目のバンピック
日本代表にある懸念材料の1つにカクさんのチャンピオンプールの狭さがありました。
本大会のためにtopに転向したカクさんは大会用にニーコ・ケネン・カルマをプレイできるようにしたのですが、敵チームのメタバンにより得意チャンプがピックできません。
ここで、なんとトリスターナをピックしました。
大会前のスクリム練習では一度も見せていない?上に、topトリスターナ自体もごく最近一部のプレイヤーに使われ話題になった程度であり、ここでピックされるのは予想外でした。
一応ソロで練習はしていたらしく、カクさんのチャンピオンプールの1体ではあるようです。
もう後がない日本代表。ファーストブラッドはしゃるるさんのレベル2ガンク!相手の意表を突きました。
実はしゃるるさんは大会2日前に食中毒で体調を崩しています。
点滴最高 pic.twitter.com/GczS4z95Y5
— syaruru (@syaruruuu) August 4, 2019
ずっと腹痛の状態でコンディションが最悪だったのですが、この2戦目はアドレナリンどばどばだったらしくすばらしいパフォーマンスを見せてくれました。
一方でスタンミさんのガンク合わせは大失敗
しかしこの後、2度目のガンクはしっかりRを決めてキルを獲得します。
しかしこの後に不穏な流れが訪れます。
スタンミさんが茂みに隠れていたカシオペアから奇襲を受け、完璧なダメージ計算で倒されてしまいます。
この直後、ミッドでヘラルドを出しますが、相手のアッシュ・オーンのエンゲージにより3キルを渡します。
この後、さらにオーンのテレポエンゲージから集団戦に敗北し、相手チームがバロンを獲得します。
完全に劣勢となったチーム「日本代表」。
2回目のバロンが湧いた後、最後の望みをかけて、相手がリコールするタイミングでカウンターバロンを狙います。相手チームもこれに気付き集団戦を仕掛けます。
しかし、既にキル数は4vs13と大差がついた状況、集団戦でひっくり返すことはできませんでした。
残念ながらチーム「日本代表」は0-2でチーム「ジャンヌダルク」に敗北してしまいました。
試合後インタビューでカクさんは次回大会も出たいという表明をしていました。
日本代表が負けてしまったのは非常に悲しいですが、相手チームもすごく強かったので仕方がないなという印象です。
ただ、この5人で今後もチームを組んでくれるというのはうれしいです。
来年も神田明神カップが開催されるならぜひ出場してほしいです。
ここからは試合後のスタンミさん達の様子になります。
大会当日はかなり緊張していたそうです。
カクさんとスタンミさんが特にしゃべれていなかったそうです。
一方でジャスパーさんは大会経験豊富なため皆を励ましてくれたらしいです。
試合中は何もできなかったと感じたそうで、「怖くてバットを触れなかった」と表現しています。今後はヤスオ・アカリなどのキャリーチャンプを練習していくそう。
また、試合後は皆でしゃぶしゃぶを食べに行ったと話すスタンミさん。
しゃるるさん曰く、大会はかなり対策されていたそうです。
特に2試合目はアッシュのEとエリスのパトロールにより常にしゃるるさんの居場所を探されていたそうです。
そんな中でも2回ガンクを決めたのはうまくできたほうだと自賛していました。
色々ミスはあったけど日本代表完全に対策されてた、スカウトホークと5靴エリスが上下運動してて俺の気分はメタルギアソリッド
— syaruru (@syaruruuu) August 6, 2019
アーサーコーチがMVP強かったGGWP!
それから、よしあきさんとジャスパーさんは常に仲のいいコンビで、スクリム以外でもデュオを組んでソロキュー配信などをしていましたが、リアルでも仲が良かったそうです。
また、らいじんさんが3年前にソロキューでよしあきさんに煽られたらしく、その件を問い詰めたそうです。スタンミさんが「よくそんなこと覚えてんな」というと「当たり前だろ」と返したそうです。ネタでしょうが、らいじんさん怖い。
カクさんとスタンミさんも仲がいいですが、さすがに手は繋がないそうです。
ここまでで配信の内容は以上になります。
以下にスタンミさんの大会後配信のURLを張ります。もっと詳細に見たい方はこちらから直接見ていただくといいと思います。
しゃるるさんの配信やジャスパーさんの配信を見て大会の感想を聞きにいくのも面白いかもしれません。
最後に、本大会の練習配信の中から面白かったクリップを張って終わります。
記事を見てくださってありがとうございました。ぐらわずLOL日記でした。
①らいじんさんの強烈な一言に激しく動揺するスタンミさん
②しゃるるさんがスタンミさんに話しかけるも・・・