”半径100m”が「危険区域」 育ったカミール相手にタワー下から出られない"理由"
数あるチャンピオンの中でも最高の機動力を持つ「カミール」
後半になればなるほど強さが増していくテクニカル系キャリーチャンプとして知られていますが、もし序盤に育ってしまったら、
対面はタワー下から出ないほうがいいでしょう。
なぜならカミールは「理不尽なダメージトレード」ができるからです。
以下の動画でその"理不尽っぷり"を確認してみましょう。
(13:50頃と17:15頃が今回のポイントです。)
カミールをプレイしているのは元プロ選手でLOL配信者の「らいじん」さん。TOPメインのチャレンジャーです。対面は、TOPでは珍しいノクターン。序盤から1v1能力がトップクラスのチャンピオンです。
途中、味方とのガンク合わせや敵のロームをいなすことで4キルを獲得したらいじんさん。対面との差が大きく開きました。
続くレーン戦で対面のノクターンは勝てないことを悟ったのかCSをとることを諦めるような動きを見せますが、ここで育ったカミールによる理不尽なダメージトレードが炸裂します。(動画14:00頃のシーン)
ノクターンに対し、強烈なダメージを一方的に与えるカミール。
かたやカミール自身にはほとんどダメージが入っていません。
ここでのポイントは、カミールは「Qの"2発目だけ"を入れている」ことです。
カミールのQは1発目を打ったあと、1.5秒後に非常に強力な2発目を打つことができます。この2発目はカミールの重要なダメージ源であり本当に強力です。
動画では1発目をミニオンに打った後、強力な2発目だけを敵に打ち込んでいます。
たったの一撃だけで相手にとってはかなりの痛手になりました。
そしてこのダメージトレードを回避不可能なものにしているのは、なんといっても圧倒的機動力です。
Eのフックショットの範囲はぜひプラクティスモードなどでカミールをプレイし体感してみてください。初めて触る方は、あまりの移動範囲の広さに驚くと思います。
これにQのMS増加やWのスロウ、Rの射程まで加えると、もうカミールの攻撃範囲はわけがわからないほどの広さになります。
特にダメージトレードの点では、QのMS増加により一撃だけ入れてすぐに離脱できる点と、パッシブによるシールドで一時的に相手からのダメージをカットできる点が、一方的なダメージトレードを生む要因となっています。
この圧倒的機動力から2発目Qのバーストダメージが飛んでくることを考えると、育ったカミール相手にタワー下から出られない理由がわかっていただけると思います。
カミールが対面に来た際には、カミールの性能がダメージトレードに長けていることと、攻撃範囲がすごく広いことを意識し、プレイするといいかもしれません。
誤ってキルを渡した際にはタワー下から出られなくなってしまいます。
ここまでで記事は以上になります。
見てくださってありがとうございました。ぐらわずLOL日記でした。